自宅の近くにできた高級バーガーショップに先般行ってみました。以前から気にはなっていたものの中々足が向かず・・・ようやくありつけました。
ハンバーガーはほぼ1,000円以上。私は鹿児島の特産品(黒毛和牛、黒豚、さつま揚げなど)をふんだんに取り入れた地元「鹿児島バーガー」をいただくことに。竹炭を練り込んだ文字通り「真っ黒」なバーガー。“黒”にこだわる私としては満足。味も値段に十分見合った美味でした。
他にも「WORLD BURGER」を名乗るだけあってバラエティーに富んだ世界中のメニューがズラリ。土曜日ということもあり、私の入店後に続々お客が来店しあっと言う間に満席状態となりました。
さて、このバーガーショップは今後どのような戦略・戦術を駆使し市場で闘っていくのでしょう。店舗の写真は後日、平日に撮影したもので店内もガランとしていました。平日の集客が課題となりますね。
実は同店のすぐ近くにはモ〇バーガーもあり、しかも近日中にマク〇ナルドもオープン予定。まさしくこれから「バーガー戦争」勃発となりそうな雰囲気です。
そうした中、このお店は価格戦略でライバル2社とは全く異なる方向性を敷いていますのでバッティングはしないのでしょうが、しかし、顧客自身が「別物のバーガーショップ」と認識してくれるか、まったく違う価値と捉えてくれるが問題です。
と提供する側がいくら声高に叫んでも、お客の側が「ハンバーガー」としか認識してくれなければ差別化になりません。要はお客の頭の中にどのような印象を与えるか、他とは異なるポジショニングを築くか知恵比べになりますね。まさにお客の頭の中をかち割って覗いてみたい・・・そんな衝動に駆られるほどのめり込んで考えてみる必要があります。