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漫画化家道コラム
第9話:面白い!は武器にも勝る

今回のコラムは、「笑い」について考えます。笑いは人と人とのコミュニケーションの潤滑油であり、笑いが健康にも影響するとの学説におそらく異論はないでしょう。また、笑いとマンガにも深い関わりがあります。その昔、母親にとって仇のように思われていたマンガですが、なぜ子どもたちの心をつかんで離さなかったのでしょう。そこには

「おもしろい」

が、存在していたからです。おもしろいから夢中になる。おもしろいからやめられない、おもしろいから人に話したくなる…。勉強しなさいと母親から叱られることをわかっていながら、こっそり隠れて読んでいたマンガ。「おもしろい!」には人を動かす大きな力があるのです。

親からすると「あんなくだらないもの」と映っていたかもしれませんが、子どもたちにとっては友達との共通の話題に欠かせない大切なコミュニケーションだったのです。

くだらないものと評価され続けてきた“マンガ”がようやく社会的価値を獲得した感があるこの頃ですが、マンガには「おもしろい」の要素がたっぷり詰まっています。ハラハラドキドキの展開、主人公の心の変化、さまざまな特徴を持ったキャラクターの登場など、まさに人間社会の日常を凝縮したような展開が「おもしろい」を演出しています。

人は「おもしろい」と感じたときに行動を起こします。面白いと感じたときに話を聞いてくれます。面白いと感じたときに誰かに話したくなります。殺伐とした世相を反映している今こそ「おもしろい」を企業経営に活かさない手はありません。

 

笑いのツボは同じではない

人は、親しい人が亡くなった、病気になった、だまされて一文無しになった、交通事故に遭った、いじめられた…など悲しい、可哀想なできごとにはほぼ悲しみを共有する生き物です。一方、「笑い」となると、同じ話でも笑える時と笑えない時があります。この差は何か?

その人が経験してきたこと

と深いつながりがあります。高齢者を対象とした「シルバー川柳」というのがありますが、その中には、「よろける、ボケて物事を思い出せない、体全体にガタが来ている」など共通のキーワードがあります。

この川柳を若者に伝えても恐らく笑えません。それは経験したことがないから…。まさに、笑いのツボにはまっていないわけですね。このように「笑い」は共通の体験というベースがあります。(もちろん、当たり前とそうではない現実とのギャップから起こる全世代共通の笑いは確かにありますが…。)

悲しみも絶望も笑いに変える

あの人にはユーモアがある

あの人と話をしていると楽しい

ユーモアは世の中を明るくしてくれる

など、ユーモアは好意的に捉えられています。このユーモアと笑いは切っても切れない関係にあり、笑いをつかさどっているのが「ユーモア」だと言えるかもしれません。ユーモアと笑いは同じもののように捉えられがちですが、多少ニューアンスは違うようです。辞典をひも解けば

「体液」

とありました。何だか難しい表現ですね。体中に流れているその人の根底にある考え、価値観と密接に関係しているからそんな表現になっているのでしょう。私自身はユーモアを

“辛いこと、苦しいことをプラスに転化する”

そう解釈しています。つまり、辛く苦しい!を、自分を成長させてくれる肥やし、近いうちにいいことが起こることの前兆、そう捉えることで「苦しい」が「楽しみ」に変わっていくと思うのです。

よくスポーツ選手がインタビューで「楽しくやっていたら記録が伸びた」「楽しく取り組んだ結果優勝できた」と答えていることがよくあります。まさに、心の持ち方を変えたことが好結果を生んだと言えます。これこそユーモア精神です。

悲しいこと、辛いこと、都合の悪いことをプラスに転化させたときに「笑い」が起こります。あるスナックで60代のホステスさんが放った一言。

「何だよ、このスナックは。ババァだらけじゃねぇかよ」

「何言ってんのよ、20代の若い子が3人来たと思えばいいじゃない!」

これで一気に場が和みました。このようにマイナスなことを笑い飛ばす、笑ってごまかすことで心が軽くなるのですね。では、笑いにはどんな効果があるのでしょう。

・笑いの効果

笑いの効果について私は下記の三つを挙げてみました。

1)興味・理解を深めてくれる

2)コミュニケーションを豊かにしてくれる

3)健康につながる

「興味・理解を深めてくれる」ですが、皆さんは文字でびっしり埋まった書類を楽しく最後まで読めるでしょうか?なかなか辛いものがありますね。
小説なら読めるでしょうが、説明文はとても難しいです。それはそこに「感情」というものが存在しないからです。
また、人は説明されることがそもそも苦手な生き物です。なぜなら「説明」は「説得されている」につながるからです。

人間は人に左右されて物事を決めたくない生き物です。だから説得が嫌いなのです。ところが、ここに笑いを多少取り入れた文章にすればどうでしょう。笑いの要素であるマンガを介在させるとどうでしょう。自分が説得されるのではなく、登場人物自身が気付きを得てだんだんと心情の変化を起こしていく。だから少しは読んでみようか…、という気になってくれるのです。

大切な文書なら最後まで読んでくれないと困りますね。これが人の命にかかわることならなおさらです。以前からよくお話しするように

現代は情報が溢れすぎて、自分には関係がないと思える情報はスルーしてしまう

という現実があります。最後まで読んでもらってこその文章なのです。ここを突破するキモに「笑い」はあるのです。

笑いがコミュニケーションを豊かにしてくれる、はもう説明をする必要もないでしょう。先ほど述べたように、笑いは同じベースがあってこそ笑えるため、相手との潤滑油になります。笑い話からどんどん話が発展していくのです。

さて、このようにまず興味を持たせる、理解してもらうツールとして効果的な「笑い」。皆さんの企業では、社員やお客様に対してまず興味を持たせる、理解してもらう効果的な方法として「笑い」を取り入れておられるでしょうか?ユーモア精神を発揮しておられるでしょうか?マンプロではそんなおもしろい取り組みを支援します。

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