秀逸な情報発信として、今回は自治体の新聞記事をご紹介します。(南日本新聞さんの紙面から写真をお借りしております。)
鹿児島県の大隅半島にある町が全職員の似顔絵を制作し役所に掲示してあるという記事です。この街もご多分に漏れず過疎化、高齢化の著しい街です。どの自治体も自らの情報発信に躍起になっていますが、なかなかこれといった妙策が見当たらないのも現実。最近では動画制作がブームで、雨後の筍のごとく発信されましたが、当初は珍しかったため話題になることもあったのですが、これが飽和状態となるともう目立つこと自体がとても難しい状態に。
こうなると費用対効果の面からどうなのか?と疑問が湧くのも無理からぬことです。そこで、次の一手。今回の事例は、全職員の似顔絵を作って情報発信を図るというものです。しかし、これも似顔絵を作ってハイそれで終わり!となってしまっては何にもなりません。これを2回、3回と転がせて(展開)こそ威力を発揮するものです。今後の新しい展開に期待します。