ついに行政にも波及し始めたか・・・
しみじみそう感じ、うれしくなった市役所の消費者保護に関するパネル展示です。消費者問題に関する啓発にはこのようなマンガをはじめ、訴える手段に工夫が必要です。
そもそも、こうした啓発活動には大きな特徴があります。それは、
つまり、被害に遭ってから気づいてもらったのでは遅いのです。そうならないための、予防が大切です。ところが、人間不思議なものでこうしたポスターやパネルにはなかなか興味を持ってくれません。だって自分には「関係ない!」と思っているからです。こうしたパネルに最も興味を持つ人、目を留めてくれる人は皮肉にも
です。それでは消費生活センターとしては困りますね。まだ、被害にあっていない人に興味を持ってもらうことが担当部署の目的だからです。大切なことは、未経験者に「自分ごと」と捉えていただく必要があります。そのためには、どうしても目立せる必要があります。
しかし、実態はありきたりの表現、きれいな写真で彩られた表現が多いです。これでは誰も目に留めてくれないし、心に刺さりません。「お、何か面白そうだな?」と目に留めてもらう工夫を凝らしていきましょう。
何だこれは? → ふ~ん、こういう実態があるのか → どういう防止策があるのかネットで調べてみよう → 家族会議で話をしよう → 年老いた両親にも伝えておかなければ
こうした好循環を巻き起こしていくためにも、最初の接点である「気づいてもらう」活動が重要です。皆さんの企業でもなかなか伝わらずに困っているケースもあるのでは?
どうやって人の目を惹き付けるか?手法としてはマンガに限らず、写真やインパクトのあるキャッチコピーなども有効です。ぜひ、自社にとって有効な表現手段は何か?を社員を巻き込んで追求してみられることをお勧めします。
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