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漫画化家道コラム
第15話:文章量が多いと感じさせない裏技

このイラスト、見覚えがありませんか?

コロナ禍の話題が日々飛び交う中で注意喚起として出された「3密」のイラストです。文字で表現しようとしたら結構な量になります。

◎3人の人が密閉された換気の悪い会議室で会話をしています。しかも周りにはウィルスらしきものが飛び交っています。(密閉空間)
◎多くの大人や子どもがぎゅうぎゅう詰めの場所に集まっています。しかも周りにはウィルスらしきものが飛び交っています。(密集場所)
◎大人が至近距離で大きな声で会話をしています。しかも周りにはウィルスらしきものが飛び交っています(密接場面)

でも、イラストにしたら一目瞭然。いかにスピーディーに的確に伝わるかをご理解いただけると思います。そうです

絵から伝わる情報量は文字の7倍

になるのです。20年前、30年前とは格段の情報量になった現在、人々は情報洪水に溺れそうになっています。すると自分に関係のない情報、興味のない情報は一瞬にしてスルーしてしまいます。いちいち対応していたら頭がパンクしてしまいますから・・・

でも、伝えたいこと、わかって欲しいことって誰にもありますよね。人間はそれを「言葉」に置き換えて伝えます。でも、その文章が長かったらとても読む気になりません。ですからなるだけ言葉は短くして伝える必要があります。大事なことは、

短くしてもキチンと伝わる

ことです。でも、これって意外と難しい。かなり文章力を磨かないと伝わりません。

「文章を少なくし過ぎて肝心なことが伝わらない…」

これでは本末転倒ですね。文章を短くする工夫はしても大事なことはしっかり書くことです。実は文章が長いことが問題ではありません。だって小説はあれだけ長いのに読んでもらえるのですから。問題はダラダラと長い文章、読み手を惹きつける導入部分がないことです。大事なことは

「文章量が多いように感じさせない工夫」

 

です。そこで助けになるのが

図解表現

です。グラフや表(マトリックス)やイラストですね。「いや、私はとても絵なんて書けないよ…」とおっしゃるかもしれませんが、下手で結構。上手である必要はありません。簡単な絵でいいので図解する工夫をしていただければと思います。

随所にイラストや図や表を入れることでずいぶん読みやすくなります。

どれだけ読み手に楽をしてもらうか?これが顧客目線。その中心に図解表現を置きましょう。文章は

◆タイトル(大見出し)
◆サブタイトル(中見出し)
◆要約(小見出し)
◆本文

の構成になっています。新聞の紙面を読んでいただければこの構成に気づかれるはずです。小見出しは文章全体を小分けして(言いたいことを分割して)その頭に要約した短い文章を入れることですね。

こうした構成にすることで、文章全部を読まなくても大体の概要がつかめます。概要をつかみ興味が湧いたら本文へと進んでくれるのです。

こうした文章の構成にイラストやグラフ、表などの図解を盛り込みましょう。ストレスなく読んでもらいましょう。あなたは図解表現を心掛けておられますか?また、社員に対して、図解表現を推奨しておられますか?

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