先日、街を歩いていて偶然出くわしたラーメン屋さんの看板です。ラーメンを食べようとしている少女の口元からラーメンの麺に見立てたロープが飛び出ています。この看板に私は一目で釘づけになったのですが、では、なぜこうした看板は目立つのでしょう。
◎人間の身長と同じぐらいの大きさだから気づきやすい
◎少女のドアップの顔写真。人は人の顔に目が向く習性がある
◎マンガのコマと同じ効果線を使っていることで臨場感を感じられる
◎口元のロープを引っ張ったら何が出てくるのかな?という好奇心をそそられる etc.
今後はさらに仕掛けを施してもいいかもです。例えば、一本だけくくられていないロープがあり、その先端には赤いハートマークが付けられており、引き当てた人には幸福が訪れる!という伝説の設定などですね。
飲食店において「味がいい!」は当たり前のことで、そのことに感動してくれる人はなかなかいないものです。味ではなく、サービス、接客、雰囲気づくりなどで差別化を図る。こうすることであら不思議、ラーメンまでおいしいと感じるのはこの私だけでしょうか?