※画像はYouTubeの投稿ページから引用しております。
これまでマスメディアが中心となってきたCMの世界がネットで誰もが情報発信できるようになって、その主流がどんどんYouTube動画などに流れています。普段、テレビでは見られないものが手軽に見ることができるようになっています。ネットの世界で流行したものがマスメディアに取り上げられてさらに加速するといった逆転現象が起きています。
昨年、お笑いの「M1グランプリ」を獲得したミルクボーイ。あの独特のネタは真似のしやすさも手伝って、いろんな芸人が真似したり、パロディの作品がネットで流されたり、百花繚乱の様相を見せています。その中で名作のアニメ「アルプスの少女ハイジ」と「家庭教師のトライ」がコラボしたCMがとても面白かったのでご紹介します。
トライはハイジとコラボしたCMを40作品以上作っています。その中でも新しい切り口の組み合わせです。世の中にあふれるCMは下手するとすぐ飽きられてしまう、他にとって代わられる運命にあります。だからこそ、クリエイターの皆さんは日夜新しいパターンを追い求めているわけですが、いずれにしても現代は
という要素がなければ、なかなか食いついてくれません。そのためには日頃から「〇」×「△」、「△」×「×」というように異種のものを掛け合わせる発想法を身に付けておく必要があります。その参考になるようなCMです。
中小企業にとって、芸能人や有名アニメを起用してのCMづくりは簡単ではありません。しかし、「言葉や名前」を引用したパロディならコストもさほどかかりません。皆さんも一度お考えになってはいかがでしょう。