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漫画化家道コラム
漫画化家は見た!シリーズ(35)

今回のトピックは、政治ネタです。と言っても今回の題材は私の政治信条とは全く関係がありませんし、この方を押しているわけでもないので悪しからず。(ちなみに私の選挙区でもありません。)

広告屋の視点から私はど真ん中を射抜かれたような気分になりました。素晴らしいキャッチコピーです。

右でもない。左でもない。ど真ん中をゆく!!

この人物のスタンスをわずか18文字で表現しています。現在の政権政党だったら「右」
逆にバリバリの野党勢力なら「左」

今の政治状況を見ていると、与党には不満がある。かといって野党は頼りない・・・そんなイメージを持っている人が多い状況です。この方の所属するR党は寄せ集め所帯でかつ「左寄り」とみられている現状があります。そこを払拭しなければならないのです。そこでたどり着いたコンセプトが「右でもない、左でもない」だったわけです。

この方のスタンスから見ると「保守中道」路線がもっとも近いのかもしれません。しかし、単に中道と言ってしまえば「どっちつかずでいい加減なスタンスの人」と捉えられる危険性があります。

しかし、これを「ど真ん中をゆく!!」と言った途端に骨っぽい、信念を曲げない人を彷彿とさせます。これが「真ん中を行く」ではいけないのです。「ど真ん中」だから人の心に刺さるのです。

コトバというのは、その使い方によっては大きな武器にもなりますし、人を傷付けたりする諸刃の剣でもあります。「ど」一文字を入れるか入れないかだけで大きくイメージが変わるのです。

私が以前出会ったキャッチコピーの名作でこんなのがありました。

姑さんとお嫁さんの仲をうまくいかせるためのヒントを授けるセミナーか何かのタイトルだったと思います。普通なら

姑とうまくやる法

ですよね。このタイトルは

嫌いな姑とうまくやる法

です。そもそも太古の昔から嫁と姑は対立する存在で仲良くやれるのは稀です。ですから無理をしなくていいのです。
だから嫌いだけれども、仲良くせざるを得ないことを逆手に取ったのです。
これはとてもウケが良く満席だったそうです。

このように言葉には大きな力があります。私はよくセミナーなどで受講者に対して

「物事を考えるときに人間はどこで考えると思いますか?」

と問いかけることがあります。たいていの答えは

「頭で考える」
「心で考える」

というものです。私の答えは

コトバで考える

です。そうです。心、頭で考えたことはコトバに変換しなければ伝わらないのです。だからこそ、コトバを大事にする。
私は常にそう言い聞かせています。

わずか、一枚のポスターでもコトバが大きな力を発揮してくれるのです。人を動かす力があるのです。昨年の鹿児島県知事選しかり、市長選しかり。候補者が使ったキャッチフレーズが人を動かしたと言われています。それほど大きな力を持っているのです。

あなたは一つひとつの言葉に魂を込めて発信してらっしゃいますか?

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