秀逸な広告に出会いました。本日の地元紙の最終面「テレビ・ラジオ番組欄(通称ラテ欄)」です。
地方に系列の局を持たない東京のテレビ局です。ここは、最大手の経済新聞社系のテレビ局だけに、経済関連の番組や特集がウリで、私は月次契約までしてしょっちゅう視聴をしています。
特に好きな番組が
です。ここ鹿児島の放送局でも一部放映されていますが、すべての番組を見ることはできません。
そこで「ネット配信で見てね」ということを訴える広告です。まさに逆手に取った新聞広告と言えます。
という挑戦的なキャッチコピー、そしてちゃっかりリアル配信することを謳ったリード文
実に巧みな手法です。世の経営者の皆さんにはぜひ覗いてみて欲しいテレビ局です。
昨今はネットの普及でマスメディアの力がガクンと落ちたと言われる時代。
でも、こうした特定の分野にターゲットを絞り展開する手法は現代にマッチしているのかもしれません。
こうした広告手法は
とでも称されるでしょう。関連する記事のすぐ下に広告を表示させることで消費者はより強くその商品やサービスを認識することになる
考えてみれば当たり前のことなのですが、メーカーがテレビ広告を出す際も自身がターゲットとする層が見ている番組に協賛広告を出しますね。
それと同じ論理なのですが、しかし残念ながら多くの広告は「ひも付け広告」にはなっていません。
皆さんの商品やサービスも、その広告媒体の特徴や視聴者の層をよくよく分析したうえで出稿しないと捨て金になってしまう危険性があります。
ぜひご検討されてみてはいかが?